日光東照宮～奥日光を美味しく楽しく満喫！？『ヒルナンデス！』紹介スポットをめぐる1泊2日旅！

「神橋」は日光山内の入り口にかかる木造朱塗りの美しい橋。その由来は古く奈良時代にまで遡り、勝道上人が日光山を開く際、大谷川の急流に行く手を阻まれ神仏に加護を求めたところ、深沙王（じんじゃおう）が現れ２匹の蛇を放ち、その背から山菅（やますげ）が生えて橋になったという伝説が今に伝わります。
現在のような朱塗りの橋になったのは寛永13（1636）年の東照宮の大造替時。残念ながら明治35（1902）年に当時の橋は洪水で流されましたが、明治37（1904）年に再建。現在では日本三大奇橋の1つに数えられています。

おススメの鑑賞ポイントは隣の日光橋から見える橋の下の部分。橋げたを両岸の土中に埋め込み、石製の橋脚で支える特殊な工法で製作されており、まるで2つの鳥居が神橋を支えているかのような見た目が特徴的です。
【旅のススメ】
神橋のわきの販売所では渡橋券を販売。往時は徳川将軍家と日光修験の山伏しか渡ることの許されなかった朱塗りの橋に実際に立つことが出来ます。橋のたもとの橋姫神社、深沙王堂もぜひご参拝ください。

神橋の鑑賞を終え、続いて向かうのは「日光東照宮」。
徳川家康がまつられた神社で、現在の社殿群はそのほとんどが寛永13年3代将軍家光による「寛永の大造替」で建て替えられたもの。境内には国宝８棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻。建物には漆や極彩色がほどこされ、数多くの彫刻たちに目を奪われます。
繊細な彫刻と華やかな色彩の彩る本宮内をお楽しみください。

【旅のススメ】
拝殿は江戸期には大名であっても石高に応じ入れる場所が決まっていた特別な場所。さらに奥に位置する本殿は、往時は徳川将軍家のみが入ることのできた最深部。薄暗闇の中の荘厳な雰囲気に圧倒されます。
東照宮はその華やかな彫刻や装飾が取りざたされることが多いですが、その内にまた違った魅力を秘めています。ぜひじっくり時間をかけてご鑑賞ください。
坂下門（眠り猫の彫刻）を抜けた階段の先、穏やかな杉木立の中に初代家康公の墓所がある奥宮もおススメ。奥宮限定のお守りや御朱印も取り扱われています。

たっぷりじっくり東照宮鑑賞を楽しんだ後は、いったん西参道を下りお昼ご飯タイム。
こちらのお店は西参道茶屋で、チキン料理や焼きおむすびを提供しています。開店中は炭火焼チキンの芳醇な香りを常にお店からはなっており、ついふらっと立ち寄りたくなってしまう魅惑のチキン屋さんです。

イチオシはやはり、炭火でじっくりと炙られた日光醤油×麹のソースのチキン！
炭火焼き肉は余分な脂を落としつつもパサつきなくしっとり。ふわりとゆたかに香る醤油と麹の優しい味わいが魅力で、どんな人でも食べやすい味となっています。ライスにもバーガーにもベストマッチ！シンプルに骨付き肉にかぶりつくのも一興です。

【旅のススメ】
コチラのお店はサイドメニューも充実しており、日光産の材料を使用した炭火の焼きおにぎり、レモネードやビールの提供も！歩き＆バス旅のメリットを生かして、お昼からビールとチキンの背徳感を楽しむのも◎。
さらに西参道茶屋内には他にも、特製バタークリームやジェラードを、あんこと一緒にサンドしたどら焼きが人気の「日光どらバタさん」、自家焙煎のスペシャリティコーヒーやクラフトビール＆コーラなどバリュエーション豊かなドリンクを提供する「日光珈琲西参道店」、日光天然氷のかき氷、あんみつなどの和スイーツをまったりと楽しめる「茶寮 日りん」と魅力的なお店がそろい踏み！西参道茶屋のお店をハシゴして、デザートを堪能＆ドリンクをテイクアウトするのも良いかもしれません。


＊ヒルナンデスで紹介されたポークライスは、「日光の社寺」世界遺産登録25周年を記念したメニューで2024年12月末までの販売です。

美味しいごはんでお腹を満たしたら、再び山内へ。
「日光山輪王寺」は勝道上人が四本龍寺を建てたのが始まりで、天台宗三本山のひとつとして、日光山全体を統合していました。中でも「三仏堂」は朱塗りの外観が一際目を惹く、日光山最大規模を誇る木造建造物で千手観音（男体山）・阿弥陀如来（女峰山）・馬頭観音（太郎山）三体の仏像がまつられています。
他にも開山以来大切に受け継がれてきた国宝・重要文化財等を含む3万点にも及ぶ貴重な宝物を管理＆保存＆展示している宝物殿、戦国時代後期～江戸時代に活動した武将にして茶人、作庭家でもある小堀遠州による庭園・逍遥園、現在も護摩祈願を行うことのできる大護摩堂などを訪れることが出来ます。

【旅のススメ】
上記の施設を複数見て回るなら、三仏堂前の窓口＆電子チケット限定販売のセット券の購入がおススメです！また輪王寺は素敵な御朱印でも有名で、今回のヒルナンデスでも「切り絵の御朱印」が紹介されました。繊細な切り絵で表現された御朱印は一味違う魅力あり！世界遺産25周年を記念した新たなデザインの切り絵御朱印にもご注目。
鮮やかな青色の着彩の神秘的な秘仏・五大明王も2025年3月末まで公開しています。

輪王寺での参拝を終えたら、時刻はそろそろおやつ時。続いては、ヒルナンデスでも紹介された日光の人気スイーツ店「日光プリン亭」へ。
こちらはSNSでも話題沸騰のおいしくてかわいいプリンの専門店です。
日光霧降高原大笹牧場の新鮮な牛乳、日光御養卵をはじめとした日光産の材料がふんだんに使用され、お店で丁寧に仕上げられています。一般的な焼成に対し、低温でゆっくり焼き上げることで生まれる、焼けムラのない滑らかな食感が魅力。

そしてイチオシは、今回のヒルナンデスで紹介された「極☆生プリン」！店舗限定の生プリンなのですが、こちらは一目見てびっくり！
滑らかなミルクプリンの上に厳選された最高級卵『極』の黄身が鎮座する、他にはないインパクトある見た目となっています。お味も勿論インパクト大で驚くほど濃厚な黄身の味わいと滑らかなミルクプリン、そして味わい深いカラメルの織り成すハーモニーが大好評。
見た目のインパクトに惑わされず、ぜひ挑戦していただきたいイッピンです！

【旅のススメ】
各店舗、季節限定味のプリンにもご注目！こちらのモデルコースで行く日光店の限定味は「ゆばプリン」。濃厚な豆乳を使用したプリンに、こだわり醤油の「みたらしソース」がベストマッチ！

一日動き回って疲れた体を癒しに、今度はバスでいろは坂を登って中禅寺湖を目指しましょう。
翌日のコースは中禅寺湖近辺のエリアが中心となるので、お泊りはぜひ「中禅寺温泉」周辺のお宿をご利用ください。

男体山の噴火によりできた広大な湖・中禅寺湖。
その北岸の中禅寺立木観音や、二荒山神社中宮祠付近にある温泉地が中禅寺温泉です。
その源泉は中禅寺温泉よりさらに高地に位置する日光湯元温泉で、昭和26年より引き湯を始めました。日光湯元は約78度の高温の源泉ですが、12km余りの距離を移動する間に入浴に適した温度になります。泉質は良質な硫化水素泉で、豊かな硫黄の香りと様々な効能があることでも知られています。

古くから愛されてきた温泉で、今日の疲れをしっかりと湯に流してしまいましょう。



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中禅寺温泉の日帰り温泉情報

さて、まずは短い距離から出会いたての自転車に慣れてみましょう。
栃木県立日光自然博物館からは、自転車で10分しないほどの距離にある、日光二荒山神社中宮祠（ちゅうぐうし）へ。

中禅寺湖の北岸に位置し、男体山山麓の景勝の地に鎮座しているこの神社は、男体山の山頂にある二荒山神社奥宮と、日光市内にある二荒山本社の中間にあるので中宮祠と呼ばれるようになりました。
二荒山神社の主祭神は、招福や縁結びを司る大己貴命（おおなむちのみこと）。
中禅寺湖を見下ろし男体山に抱かれた、穏やかで歴史ある神社を、ぜひゆっくりとご参拝ください。

【旅のススメ】
中禅寺湖沿いの国道付近には、美味しいカフェあり！
自転車で二荒山神社中宮祠まで出てきたついでに、カフェでティーブレイク＆コーヒーブレイクもおススメです。こちらのモデルコースでは昼食時間をやや遅めに設定しているので、寄道◎
お腹のあまり好いていない人は空いた時間で華厳滝を見に行っても良いでしょう。


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