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戦場ヶ原の魅力・楽しみ方を徹底解説!ハイキングやバードウォッチングにも最適!

戦場ヶ原の魅力・楽しみ方を徹底解説!ハイキングやバードウォッチングにも最適!

標高1,400メートルに広がる、日本屈指の湿原「戦場ヶ原」。修学旅行やハイキングで有名なスポットですが、その魅力はそれだけにとどまりません。

広大なエリアには四季折々の美しい風景と豊かな自然が広がり、さらに、貴重な植物や動物の宝庫でもあります。
また、様々なアクティビティが楽しめるのも、戦場ヶ原の魅力のひとつです。

今回はそんな、戦場ヶ原の楽しみ方を6つ紹介していきます。

戦場ヶ原とは

戦場ヶ原は、標高約1,400メートルの高地に広がる約400ヘクタールの湿原です。これは、"東京ディズニーリゾート4個分"の広さに相当します。(ディズニーランド&シーのテーマパーク部分)
またその名は、男体山と赤城山の神々が戦った「戦場」だったという伝説に由来しています。

戦場ヶ原は、約2万年前の火山活動によって形成された湿原地帯です。
男体山の噴火によって流れ出た溶岩が湯川を堰き止め、その結果、広大な湿原が生まれました。

この湿原は、長い年月をかけて現在のような多様な生態系を持つ自然環境へと変化しました。

特に、湿原特有の植物や鳥類が豊富に生息しており、自然観察やバードウォッチングの名所として知られています。

四季折々の風景はまるで自然のキャンバスのようで、新緑、夏の花々、秋の紅葉、冬の雪景色を楽しむことができます。

戦場ヶ原へのアクセス方法

戦場ヶ原を楽しむには「赤沼」「三本松」「湯滝」の3箇所の拠点を活用しましょう。

【赤沼】ハイキングの拠点、情報収集(赤沼自然情報センター)にとても便利。

【三本松】食事スポットやアクセスのいい展望台あり。

【湯滝】ハイキングの拠点として。

それぞれまでのアクセス方法は以下の通りです。

【バス・電車の場合】

JR日光駅、東武日光駅より東武バス「湯元温泉行き」のバスに乗車

赤沼:バスで約67分

三本松:バスで約68分

湯滝:バスで約75分「湯滝入り口」で下車。バス停より徒歩5分。



【車の場合】


赤沼:
日光宇都宮道路「清滝IC」より国道120号を奥日光方面へ進み、中禅寺湖を過ぎて戦場ヶ原へ。約40分。

三本松:赤沼より、国道120号を湯元方面へ約5分。「清滝IC」より約45分。

湯滝:三本松より、国道120号を湯元方面へ約10分。「清滝IC」より約50分。
Google Mapの読み込みが1日の上限回数を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

戦場ヶ原の情報はここでゲット

現地でここに行けば、リアルタイムの情報を入手することができます。
ぜひ、立ち寄りましょう。

楽しみ方その1:ハイキング

  • 戦場ヶ原
  • ホザキシモツケ(7月)
  • ズミ(6月)
  • 新緑の戦場ヶ原(6月)
  • 泉門池(10月)
  • 秋の戦場ヶ原(10月)
  • 小田代ヶ原の草紅葉(10月)
  • 湯川(7月)
  • 雪の戦場ヶ原(4月)

戦場ヶ原といえば、何といってもハイキングが定番です。小学校の修学旅行で訪れた方も多いのではないでしょうか。
季節によって、花や動植物、景色が変わりますので一年中ハイキングを楽しむことができます。

関連リンク:奥日光に咲く花(春〜夏)

おすすめは湯滝からスタートして、戦場ヶ原を通過して赤沼へ到着するルート。湯滝をスタート地点にすると若干くだり気味なので、初心者の方でも楽に歩くことができます。

【参考コースタイム:1時間45分】
湯滝 →10分→ 小滝 →30分→ 泉門池(いずみやどいけ)→25分→ 青木橋 →35分→ 赤沼分岐 →5分→ 赤沼

実際は休憩や写真撮影を含めた所要時間、2時間半〜3時間で計画しましょう。

奥日光小西ホテル」「日光自然博物館では自然ガイドによるツアーも実施しています。

低公害バスもうまく使おう

赤沼から千手ヶ浜まで、日光市道1002号線を走る"低公害バス"をうまく使えば、小田代原へのアクセスも楽々です。

Column

日光湯元ビジターも活用!
日光湯元ビジターも活用!
戦場ヶ原周辺の最新の自然情報等を定期的に発信しています。
ハイキングコースはもちろん、動植物や季節のみどころなどを詳しく教えていただます。
施設内では、日光国立公園を解説パネルや標本も交えて展示しており、情報を得るのに最適です!

楽しみ方その2:バードウォッチング

  • キビタキ
  • マガモ
  • アカゲラ
  • ノビタキ
  • カッコウ
  • キレンジャク
  • エゾビタキ
バードウォッチングも戦場ヶ原で楽しむことができます。渡り鳥も来るので、季節によって観察できる鳥の種類も様々です。

通年:マガモ、アカゲラなど
春:キビタキ、ニュウナイスズメなど
夏:カッコウ、ノビタキなど
秋:マミチャジナイ、エゾビタキなど
冬:キレンジャク、ヒレンジャク、ウソなど

もちろん、これ以外にもたくさんの鳥が見られます。

「日光自然博物館」「奥日光ゲストハウスJUN」では、バードウォッチングのツアーも催行しています。
ガイド付きでより詳しく、楽しくめぐりたい方へオススメ。

楽しみ方その3:サイクリング

  • 日光市道1002号線
  • 国道120号線

戦場ヶ原では、サイクリングを楽しむこともできます。一般車両が入れない日光市道1002号線や、国道120号線を戦場ヶ原を見ながらサイクリングするのはとても気持ちがいいですよ。

レンタサイクルやサイクリングツアーも利用可能ですので、ぜひ活用して楽しんでください。

楽しみ方その4:フィッシング

  • 湯川でのフライフィッシング 写真提供:天地

戦場ヶ原に流れる「湯川」では、フィッシングを楽しむこともできます。(キャッチ&リリースのみ)

明治時代にイギリスの商人トーマス・グラバーたちの働きによって、奥日光で釣りを楽しむことができるようになり、イギリス式の釣りが伝えられたことから、日本におけるフライフィッシングの聖地とも言われています。

「天地(アメツチ)」では、フィッシングのガイドツアーを用意しています。未経験や初心者でも楽しめますので、一度チャレンジしてみては。

楽しみ方その5:登山

  • 高山(たかやま)への登山
  • 所々で中禅寺湖が見えます
  • 戦場ヶ原から、約260m 登ります。

意外かもしれませんが、戦場ヶ原の南側に位置する「高山(たかやま)」で登山を楽しめます。
赤沼から往復で約3時間半から4時間といったところでしょうか。戦場ヶ原と中禅寺湖の間に位置するので、戦場ヶ原と中禅寺湖が所々に見ることができます。
春はツツジやシャクナゲが咲き、とても人気です。

「自然計画」ではガイドツアーも実施しています。

低公害バスで時間短縮も可能

赤沼発着の「低公害バス」を活用すれば、時間短縮も可能です。低公害バスは、1002号線内であればバス停以外でも乗り降りできますので、幕張峠付近でバスを降りれば、効率よく登山を楽しむことができます。

楽しみ方その6:グルメ

  • レストハウス郭公の日光チュロス
  • レストハウス郭公の舞茸天ざる
  • 三本松茶屋のハヤシライス
  • 三本松茶屋のクラフトビール
  • 竜胆のみそおでん
  • 竜胆のゆばそば

三本松園地では3つの店舗で、戦場ヶ原ならではのグルメを楽しむことができます。

【レストハウス郭公(カッコウ)】

ユニークな「日光チュロス」は、米粉をつかったモチモチした食感で、ミルキーな味わいでとっても美味しいです。お食事では舞茸の天ぷらを使ったメニューがおすすめ。

【三本松茶屋】

お食事は定食メニューが充実しており、おすすめはクラフトビールと赤ワインで煮込んだ「ハヤシライス」
口の中に広がるまろやかな風味がたまりません。使用しているクラフトビール「ベルジャンホワイト」は、自社で製造しています。

【竜胆(りんどう)】

ちょっと小腹が減ったら名物犬がお出迎えしてくれる、竜胆の「みそおでん」がおすすめ。コクがありながらも甘さと塩味が絶妙に調和した特製の味噌ダレの風味が絶品です。お食事メニューも充実しており、ゆばそばや、丼ものもおすすめです。

ぜひ戦場ヶ原を楽しんでください!

戦場ヶ原は、四季折々の美しい風景と豊かな自然が広がる日本屈指の湿原です。

春の新緑、夏の花々、秋の紅葉、冬の雪景色は訪れるたびに異なる魅力を見せてくれます。

また、ハイキングやバードウォッチングに加え、サイクリングやフライフィッシングなど様々なアクティビティが楽しめます。さらに、地元の美味しいグルメも堪能でき、心も体もお腹も満たされるでしょう。

ぜひ次の休日に、戦場ヶ原を存分に満喫してみませんか。

Column

この記事を書いた地元ライター
この記事を書いた地元ライター

アウトドアガイド・ライター 
すー(鈴木 隆)

日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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