冬の日光観光５選！グルメから温泉・イルミネーションまで楽しもう

日光市各地で冬限定で開催されるイルミネーションは、日光の冬を彩るイベントのひとつです。この美しい景色のためらな、寒くてもぜったい行ってみる価値ありです。
日光市でも代表的なイルミネーションを3つ紹介します。

【倉ケ崎SL花畑のイルミネーション】

日光市内のイルミネーションの中でも、ひときわ目を引くのが「倉ケ崎SL花畑のイルミネーション」でしょう。
東武鬼怒川線の線路沿いに飾られた無数のライトが、まるで絵本の世界に迷い込んだような幻想的な光景を楽しめます。
カップルや家族連れにも人気のスポットで、SNS映え間違いなし。駐車場があるので、お車で訪れてもいいですし、電車の車窓からも楽しむことができます。

【わたらせ渓谷鐵道各駅イルミネーション】

わたらせ渓谷鐵道のイルミネーションも一見の価値あり。
各駅ごとに雰囲気の違うイルミネーションが見られるので、４つの駅を巡ってみるのも楽しいかもしれません。

【湯西川温泉 かまくら祭】

イルミネーションとはちょっと違いますが、湯西川温泉のかまくら祭りは、ぜひ行っていただきたいイベントのひとつです。
特に沢口河川敷会場には無数のミニかまくらが作られ、夕方からはそのミニかまくらにローソクのあかりが灯り、なんとも幻想的な景色に包まれます。

「寒い冬の観光を楽しんだ後に、身体の芯まで温まりたい。」そんな時には、日光市内に多数ある「温泉」がぴったりです。
ここではライターおすすめの温泉を紹介します。他にも沢山の温泉があるので、リンクよりご覧ください。

【庚申(こうしん)の湯】

足尾にある隠れた名湯「庚申の湯」。この源泉かけ流しの温泉は、地元の人々や登山客から長く愛されてきた癒しのスポットです。自然の恵みを存分に感じられる湯は、冷えた体をじんわりと温め、疲れを解きほぐしてくれます。広々とした浴場からは、冬ならではの絶景が楽しめます。雪化粧をまとった山々が静かにそびえ、まるで絵画のような風景が広がります。湯けむりに包まれながら眺めるこの景色は、心に深い安らぎをもたらしてくれるでしょう。

【やしおの湯】

日光市営で市街地からのアクセスも良い「やしおの湯」は、大きな窓ガラスの広い内湯と石組みの雰囲気ある露天風呂、そして極上の泉質のお湯が癒しを与えてくれます。
冬には露天風呂の垣根越しから、雪に包まれた森林と山並みが見渡せるでしょう。
施設内にはレストランや休憩スペースもあり、のんびりと過ごすことができます。

日光市内には多数の温泉地と温泉施設があり、それぞれ特徴があるので、自分のお気に入りの温泉が見つかると思います。温泉の効能だけでなく、心落ち着く空間で過ごすゆったりとした時間も「温泉」の魅力のひとつ。日常の喧騒を忘れ、身体も心もリフレッシュできる贅沢なひとときを、ぜひ体験してみてください。

冬の日光を存分に楽しむなら、雪景色の中で繰り広げられるアクティビティが欠かせません。
日光にはアイスクライミングやスノートレッキング、スノーシューなど、冬ならではの楽しみが勢揃い。初心者からベテランまでさまざまな人が楽しめる、多彩なアクティビティがあります。特におすすめなのがガイド付きのツアーです。
ガイド付きのツアーであれば、安全に安心してアクティビティを楽しめるだけではなく、ガイドならではの情報やお話しから、より深く楽しむことができます。

【One Play-it（ワンプレイト）】のスキーシュー

日光霧降高原を中心に体験を提供しているOne Play-itでは、冬も様々なアクティビティが体験できます。
イチ押しはなんといっても全国的にも珍しい「スキーシュー」です。スノーハイクとも呼ばれるこのアクティビティは、スキーとスノーシューのいいとこ取り。
板の裏の特殊な構造により、雪の坂道も歩いて登ることができます。板が短く取り回しがしやすい上に、履きやすいスノーブーツに取り付けられるので、雪の上を滑って登って、縦横無尽に楽しめます。

【日光自然博物館】の庵滝・氷瀑トレッキング

奥日光の華厳滝近くにある「日光自然博物館」が提供する冬のアクティビティの中でも、近年特に人気なのが、「庵滝（いおりだき）・氷瀑トレッキング」。スノーシューなどの道具を使って雪原の上を歩き、渓谷の奥にある秘瀑「庵滝」を目指します。
動物の足跡や植物の話など、ガイドさんの解説を聞きながら自分の足で歩いてたどり着いた氷瀑の景色は、他にはない感動を与えてくれます。

【NAOC（ナオック）】の奥日光スノーサイクリング

日光ではなんと雪の上でもサイクリングを楽しむことができます。NAOCの「奥日光スノーサイクリング」は雪上の上をマウンテンバイクで颯爽と走るアクティビティ。雪の上を爽快に走る体験は、他にない景色を見せてくれます。
また、庵滝へのスノーシュートレッキングと組み合わせた、スノーサイクリング＋スノーシューのツアーも限定で開催しています。
さらに、NAOCでは「BCクロスカントリースキー」のツアーもあります。BCとは「バックカントリー」のこと。幅広で歩きやすい板で、通常のクロスカントリースキーでは行けないような、白銀の原生林の中を歩いて、滑って楽しめます。

冬の日光で体験する「非日常」は、心に残る特別な思い出を作ってくれます。寒さを忘れるほど楽しい時間を、ぜひ楽しんでみてください！

冬ならではの美味しいグルメを楽しむのも、日光の冬の楽しみ方のひとつです。季節限定メニューや、寒い冬だからこそ、より美味しく感じる温かメニューなどを楽しめるスポットを紹介します。

いちごの里 カフェ 日光店の【パンケーキ】

いちごの里 カフェ 日光店では、11月から5月まで季節限定のイチゴメニューを楽しむことができます。中でも目を引くのは「天使のパンケーキ」。ふわふわのパンケーキにたっぷりの生クリームと、冬ならではのイチゴが絶妙な季節限定のスイーツです。「いちごのタルト」や「いちごの里いちごパフェ」も人気メニューです。

山楽の【ゆばそば】

水の美味しい日光では美味しいそばが食べられますが、そこに日光のゆばをのせた温かい「ゆばそば」が日光の寒い冬には身に沁みます。　二社一寺の西参道入り口に店を構える「山楽」ではそんなそば味わうことができます。そばの喉ごしとゆばの濃厚な風味が絶妙に調和した逸品です。ぜひ、そばとゆばが織りなす上品な味わいを楽しんでください。

冬の日光では、その時ならではの景色を見せてくれる瞬間があります。そんな日光の冬ならではの絶景を見るのも、外せない日光の楽しみ方のひとつです。特別なアクティビティに参加しなくても、比較的簡単に見られる絶景を紹介します。

中禅寺湖 歌ヶ浜の【しぶき氷】

低い気温と吹き付ける風によって、湖の水が木々や柵に氷結してできる氷のアートが「中禅寺湖 歌ヶ浜のしぶき氷」です。条件が揃わないと見られないこの造形美は、なんとも言えない美しさです。
中禅寺湖の歌ヶ浜駐車場近辺で見られますが、しぶき氷が発生する条件下では、路面が凍結していることが多いので、チェーンスパイクなどの滑り止めを忘れずに持っていってください。

雪と氷に包まれた「華厳滝」

日本三名瀑のひとつ「華厳滝」も冬には一味違った景色を見せてくれます。雪と氷に包まれた静寂なかで聞こえる、滝の音と水墨画のようなコントラストがより一層荘厳な雰囲気を演出してくれます。

日光各地の幻の【霧氷】

「霧氷」は日光各地で発生する現象ですが、気温、湿度、風など全ての条件が揃った時にだけしか見られない、幻の風景です。そんな偶然の絶景を求めて、冬の日光を旅してみてはいかがでしょうか。

これらの冬の景色は、いつでも見られるわけではない特別なものです。ぜひ、あなただけの冬の日光の風景を探してみて下さい。

冬の日光には、心惹かれる楽しみがぎゅっと詰まっています。夜空を輝かせる幻想的な「イルミネーション」、冷えた体を癒してくれる「温泉」、そして雪の中で思いっきり遊べる「アクティビティ」、季節限定や体を暖めてくれる「グルメ」、その時しか見られない冬の「絶景」。どれも、この季節だけの特別なひとときを約束してくれるものばかりです。

雪に包まれた自然の美しさや、心が温まるひとときを体験できるのは、冬ならではの醍醐味。寒い季節だからこそ訪れたい日光で、普段の生活では味わえない「非日常」の魅力をぜひ堪能してみてください！