日光市観光協会では、日光市全体が将来にわたり観光客を魅了し、賑わいを保ち続けるサスティナブルな観光地の実現を目指しています。そのため、観光業に携わる人々が次世代へ家業を安心して引き継げる環境づくりに取り組んでいます。
この一環として日光市観光協会では、様々な関係者が知恵を出し合い、日光の観光の未来を語り合う勉強会を定期的に開催しており、その一部をご紹介いたします。
◾️勉強会の概要
本勉強会は、日光市の長年にわたる問題である交通混雑を中心とした「サスティナブルな観光地づくり」に関する議論の場として実施されており、今回の勉強会では、観光協会が本年度に観光庁補助事業として採択された「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の実施状況を報告しました。
◾️参加者からの意見
勉強会においては、参加者から下記のような意見が提出されました。
・世界遺産エリアへの一極集中が課題であり、観光客の分散が必要である。
・日光市内の交通に対して、渋滞回避や交通の利便性の向上など工夫が必要である。
・今回実施されたバスの増便は、より一層増加してほしい。
◾️後半のプログラムと意見交換
勉強会後半には、株式会社スコップ様より「ほこみち」(歩行者利便促進道路)の活用事例をご紹介いただき、「事業実施の第一歩は「他人を引き込み、夢を語ること」」といった、実際の経験から得られた知識の共有や経験談が共有され、参加者間での意見交換やフリートークも非常に活発に行われました。
今後も、日光市のサスティナブルな観光地づくりを目指し、関係者との連携を深めてまいります。