日光市観光協会は、令和6年11月1日~4日に台湾で開催された台湾最大級の旅行博「2024台北国際旅行博(ITF2024)」に、東武鉄道株式会社と共同出展しました。イベントでは、文化的な親和性を意識したブース設計やインタラクティブな企画を通じて、日光市の観光資源と、スペーシアXを利用した際のアクセスの良さをPRしました。
▼イベントでの活動レポート
ブースデザインは、台湾の方々に人気のある桜や雪を基調とし、日本のカルチャーとして世界的に支持される「Kawaii」をキーワードに設定しました。さらに、着物体験やフォトスペースの設置、来場者へのプレゼント配布や繁体字版Facebookページの新規立ち上げを通じて、フォロワーの獲得を目指すなど、イベント後も日光市の印象を現地の方々に残し、行動喚起につながる仕掛けを展開するなど、工夫を凝らした出展を行いました。
(着物体験は合計25人の方々に体験いただきました。)
また、今回のITF出展に伴い新たに立ち上げた繁体字によるFacebookページは、今回の出展でフォロワー500人を目標としていましたが、4日間の合計1,018人と、大きく目標を上回る方にフォローいただきました。
Facebookフォロー者に「かわいいクリアファイル」をプレゼント、アンケート協力者には「かわいいカード型爪磨き」をプレゼント
<連携>
栃木県物産協会のブースにNIKKO TO GOを中心に設置させていただきました。
<東武鉄道ブース>
【総括】
今回の「2024台北国際旅行博(ITF2024)」は、4日間で来場者合計364,563人(前年比105.8%)を記録する、大変な盛況となりました。日光市ブースにおいても、当初200件の回収を目標としていたアンケートは4日間で549件を回収することができ、想定を超える現地住民から生の声を得ることができました。
ITF出展ブースの装飾を全体的に見渡すと桜や雪が多く、台湾の方々には人気であることは間違いないところだが、日光市の桜や雪が観たいのかというとそうではなく、日本に行った時に日光市で観れるのか、それが日光市で観れるのであれば行きたいと話すお客様がおりました。日光市は標高差が有る地域の為、桜の期間が長いこと、首都圏から最も近い日光国立公園で雪を使用した「かまくら祭り」といったイベントが開催されることが台湾の方々の興味を引いておりました。いかに滞在時間を延長するほど楽しめる日光市であるのか、今後のセールスにおいて、コンテンツが多くあることが重要であることだと思います。